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旧鴨川市 平成 7年第 3回定例会−09月08日-03号

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  1. 鴨川市議会 1995-09-08
    旧鴨川市 平成 7年第 3回定例会−09月08日-03号


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    鴨川市 平成 7年第 3回定例会−09月08日-03号旧鴨川市 平成 7年第 3回定例会                平成7年第3回            鴨川市議会定例会会議録(第3号) 1.招集年月日 平成7年9月8日(金曜日) 1.招集の場所 鴨川市議会議場 1.出席議員 21名  1番 川 上 政 夫君 2番 飯 田 哲 夫君 3番 谷   一 浩君  4番 鈴 木 美智子君 5番 刈 込 勝 利君 6番 原     豊君  7番 鈴 木 正 明君 8番 川 井 健 司君 9番 阿 部   満君  10番 山 口 英 二君 11番 川 崎 利 夫君 12番 川 上 和 夫君  13番 佐久間 正 夫君 14番 曽我辺 良 次君 15番 高 梨 政 道君  16番 高 梨   豊君 17番 空      席 19番 川 名 義 夫君  20番 四 宮 泰 雄君 22番 相 川 喜 一君 23番 吉 田   守君  24番 田 原   勇君 1.欠席議員 2名  18番 高 梨 喜三郎君 21番 服 部 克 巳君 1.地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名 市長       本 多 利 夫君  助役       室 田 章 隆君
    収入役      高 松 幹 男君  教育長      吉 田 幸 昌君 水道事業管理者水道局長        参事       佐 藤 義 雄君          速 水 伸 雄君 秘書課長     久根崎   孝君  企画振興課長   古 市 一 雄君 総務課長     西 宮 秀 夫君  財政課長     高 橋 行 雄君 税務課長     高 橋 利 夫君  消防防災課長   戸 田 一 也君 農産課長     高 柳 邦 雄君  建設課長     松 本 恭 一君 保険年金課長   郡 司 武 康君  健康管理課長   大和田 由一郎水道局業務課長  太田和 敬 雄君  水道局工務課長  松 井 幸 久君 教育委員会委員長 鈴 木   誠君  選挙管理委員会書記長                             鈴 木 徳 富君 代表監査委員   池 田   満君 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名 事務局長     塚 越 敏 夫   主幹       石 田 正 孝 主任主事     牛 村 隆 一   ─────────────── 〇 ────────────── △開議  平成7年9月8日 午後1時30分開議 ○議長川名義夫君) 皆さん、こんにちは。ご苦労さまでございます。服部克巳君から欠席する旨の届け出がありましたので、ご報告申し上げます。ただいまの出席議員は21名で定足数に達しております。よって、議会はここに成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。   ─────────────── 〇 ────────────── △議事日程議長川名義夫君) 本日の日程は、あらかじめお手元に配付した印刷物のとおりでありますので、これによりご了承願います。 1.議 事 日 程  日程第1 議案第1号 鴨川市議会議員及び鴨川市長の選 質疑委員会付託             挙における選挙運動公費負担に             関する条例の一部を改正する条例             の制定について  日程第2 議案第2号 字の区域の変更について         〃  日程第3 議案第3号 市道路線の廃止について         〃  日程第4 議案第4号 市道路線の認定について         〃  日程第5 議案第5号 平成7年度鴨川一般会計補正予     〃             算(第2号)  日程第6 議案第6号 平成7年度鴨川国民健康保険特     〃             別会計補正予算(第1号)  日程第7 議案第7号 平成7年度鴨川水道事業会計補     〃             正予算(第1号)  日程第8 議案第8号 決算の認定について           〃             (平成6年度鴨川一般会計歳入             歳出決算)  日程第9 議案第9号 決算の認定について           〃             (平成6年度鴨川学校給食セン             ター特別会計歳入歳出決算)  日程第10 議案第10号 決算の認定について           〃             (平成6年度鴨川国民健康保険             特別会計歳入歳出決算)  日程第11 議案第11号 決算の認定について           〃             (平成6年度鴨川老人保健特別             会計歳入歳出決算)  日程第12 議案第12号 決算の認定について           〃             (平成6年度鴨川水道事業会計             決算)  日程第13 議案第13号 決算の認定について           〃             (平成6年度鴨川国民宿舎事業             会計決算)  日程第14 議案第14号 決算の認定について           〃             (平成6年度鴨川病院事業会計             決算)  日程第15 議案第15号 決算の認定について           〃             (平成6年度鴨川太海フラワー             磯釣センター事業会計決算)  日程第16       休会の件  ──────────────── 〇 ─────────────── △議案に対する質疑委員会付託議長川名義夫君) これより議案に対する質疑を行います。  この際、申し上げます。会議規則第56条の規定により、同一議員が同一議題について、その質疑の回数は3回を超えることができませんので、念のため申し添えます。  日程第1、議案第1号 鴨川市議会議員及び鴨川市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」「ありません」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第1号は総務常任委員会に付託をいたします。  ──────────────── 〇 ─────────────── ○議長川名義夫君) 日程第2、議案第2号 字の区域の変更についての質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」「ありません」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第2号は産業常任委員会に付託をいたします。  ──────────────── 〇 ─────────────── ○議長川名義夫君) 日程第3、議案第3号 市道路線の廃止についての質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」「ありません」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) なければ質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第3号は建設常任委員会に付託をいたします。  ──────────────── 〇 ─────────────── ○議長川名義夫君) 日程第4、議案第4号 市道路線の認定についての質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」「ありません」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) なければ質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第4号は建設常任委員会に付託をいたします。  ──────────────── 〇 ─────────────── ○議長川名義夫君) 日程第5、議案第5号 平成7年度鴨川一般会計補正予算(第2号)についての質疑に入ります。質疑ありませんか。──川井健司君。
    ◆8番(川井健司君) ページ13ページに雑入というのがございまして、その中にふるさと消防団活性化助成金 100万円というのがございますが、雑入に入っているということがよくわからないということと、この 100万円が31ページのところで歳出計上されているわけですが、この内容がわからないと説明だけではよくわかりませんが、消防団活性化の助成ということでありますと、ちょっとイメージ的に、福祉福利的なイメージの目的で入金をしているような気がいたしますが、支出の方はそういったものは、例えば、消防団員福祉共済費で24万 9,000円を上げてあるだけでございますが、この辺の入金の意図と支払いとの絡みといいますか、その辺のことについてお尋ねをいたします。 ○議長川名義夫君) 財政課長高橋行雄君。 ◎財政課長高橋行雄君) 歳入の関係につきましてお答え申し上げさせていただきます。諸収入の6目雑入へ、ふるさと消防団活性化助成金ということでございますが、これは宝くじ振興資金をいただくということでございまして、国県等との特定財源とは、また違った趣でございますので、ここの科目に、諸収入に入れさせていただいたということでございますので、ご了解いただきたいと思います。歳出につきましては担当課長からお答えさせていただきます。 ○議長川名義夫君) 消防防災課長戸田一也君。 ◎消防防災課長戸田一也君) 歳出の関係では31ページになるんですけれども、この中の備品購入費の中に放送設備機器購入費ということで 110万円の予算を計上させていただきました。これ、今、財政課長が申しましたように、宝くじの資金を自治総合センターが受けまして助成を、 100万円を受けて購入をさせていただくものでございます。この内容につきましては、スピーカー、マイク、あるいはアンプ等一式購入するものでございます。  以上です。 ○議長川名義夫君) 川井健司君。 ◆8番(川井健司君) そうしますと、この入金の方の使用の制限というようなものは特別にないというふうに理解してよろしいですか。 ○議長川名義夫君) 財政課長高橋行雄君。 ◎財政課長高橋行雄君) 今回のこの予算につきましてはですね、宝くじの関係で、こういう歳出に充てるということでお願いしてございますので、ここへ雑入に入れてございますけれども、利用目的は今回に限り、その都度そうだと思いますけれども、特定されてまいるというふうに理解していただきたいと思います。 ○議長川名義夫君) 川井健司君。 ◆8番(川井健司君) はい、わかりました。了解しました。 ○議長川名義夫君) ほかに質疑ございませんか。はい、川井健司君。 ◆8番(川井健司君) 市長にはちょっとまた耳が痛いかもしれませんが、財政関係のことで1つお尋ねをさせていただきます。7ページに地方債がございます。これは限度額変更等があるわけです。特に水道事業出資金で 4,140万円ほどアップがあると。これは初日の説明の中で、若干制度が変わったので、一般会計起債をしたお金が繰出金として水道事業の方にそれが出資される、水道事業の方はそれが入金をするというぐあいになるわけですが、水道事業企業債だけでなくて、水道企業健全経営や何かに資するために一般会計の方から起債をする、その起債した分は地方交付税として措置されてくるので、水道企業債を直接発行するよりは、この方が財政的に有利といいますか、というようなぐあいにして理解をしていけばよろしいものかどうかということです。  さらに、同じくこの起債限度額の変更の中で、臨時地方道整備事業が1億円から1億 6,550万とアップをしているわけです。これは30ページに、たしかあったと思いますが、工事請負費市道整備工事費の1億円計上と、こういったのに当たってくるのではないかと思いますが、結局、こういう事業をするについても、一般財源というものが準備がし切れないと、したがって起債をしていかなければならないのだろうかというふうに拝察をするんですが、そういう見方でよろしいのかどうか。この点についてお尋ねします。 ○議長川名義夫君) 財政課長高橋行雄君。 ◎財政課長高橋行雄君) ただいま川井議員ご指摘の起債の関係につきましては、当然そういうことになろうかと思います。というのは、原則論といたしますと、地方自治体につきましては、自主財源と申しましょうか、それで運営するというのが原則でございます。例えば鴨川市の標準財政規模、これはほとんど自主財源に匹敵すると思っていただいて結構ですが、これは現在70億円前後でございます。しかし、現下の情勢で、それだけではとても、市民の福利向上のためにはとても賄い切れないというのが実情でございまして、起債等財政運用が許可をされているというふうに私どもは理解しておるところでございます。したがいまして、水道事業の関係を先ほど申されましたが、これらにつきましては、水道企業会計の方では公営企業法全面適用でございますので、それなりの一般会計へのゆだねというものは決まりがあるようでございますけれども、この出資債につきましては、ただいま行っております水源池の確保、保台ダム関係の問題ですとか、それから未普及地域解消事業の問題ですとか、そういった特定の事業に限られて出資を一般会計の方でしているというものでございますし、臨時地方道整備事業債等につきましても、前段で申し上げましたように、本来ですとそういうことになろうかと思いますが、やはり地域住民ニーズにこたえるためには、現状の財政状況では、当市のみならず、全国市町村そうでございましょうけれども、自主財源のみではそれにこたえ切れないと。したがって、できるだけ後年度負担にならないような範囲の中で市民のニーズにこたえるというような財政のやりくりをしているというのが実情でございますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。 ○議長川名義夫君) 川井健司君。 ◆8番(川井健司君) 前段の水道の件については、水道局補足説明の中で地方交付税措置がなされるということですが、今回、この後段の地方道整備事業についても同じというふうに考えてよろしゅうございますでしょうか。 ○議長川名義夫君) 財政課長高橋行雄君。 ◎財政課長高橋行雄君) 起債につきましては、例年、通年24から7ぐらいの事業債を発行させていただいております。それで、お尋ね臨時地方道整備事業債につきましては、起債の還元は一応見ていただけるような仕組みにはなっております。ただ、還元率は、いろいろ財政状況と申しましょうか、交付税基準財政需要額マイナス収入額、その差額ということでございますので、それともう一つ先ほど申し上げました標準財政規模がどうなるかというようなことで、それぞれ率は違ってまいりますけれども、ですから、したがいまして、ここで 6,500万起債を起こし、そのうち幾ら返ってくるというようなことはちょっと定かに言い切れませんが、一応、臨時地方道債につきましては起債還元対象起債だということははっきり申し上げられます。           (「了解しました」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) 市長、本多利夫君。 ◎市長(本多利夫君) 議員ご案内かと思いますけれども、本市の市道の延長というのは大変長うございまして、 780キロぐらいの市道延長を持っておるわけでございまして、こうした市道を年次的に改良、改修をしていくと、こういうことでもございますし、また緊急度に応じて市民の皆さん方からも強い要望、あるいはまた議会の皆さん方からも強い要望を受けておるところでございまして、そういうものをやはり年次的に補修、改修していくということは大変な財源が要るわけでございます。そういう中で、年次的に地方道路債を借りながら、こうした道路補修をしておると、こういう現状でございますので、ご理解をいただきたいというふうに思っております。 ○議長川名義夫君) 財政課長高橋行雄君。 ◎財政課長高橋行雄君) ただいまの起債交付税の表現が適当でなかったようなお話でございました。起債を借りた分の何割か、何%かが交付税に還元されるということでございますので、失礼いたしました。 ○議長川名義夫君) ほかに質疑ございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) なければ質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第5号は各所管の常任委員会へ分割付託いたします。  ──────────────── 〇 ─────────────── ○議長川名義夫君) 日程第6、議案第6号 平成7年度鴨川国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。  議案第6号、川崎利夫君から質疑の通告がありますので、発言を許します。川崎利夫君。 ◆11番(川崎利夫君) 5ページの7款の繰入金の中に財政安定化支援事業繰入金 500万があるわけですけども、この財政安定化支援事業でございますけども、市町村からの繰り出しが大変問題というか、現状、保険税を引き下げるという問題もあって、全国で行われておったわけで、そういう形の中で、低所得者を多く抱え、財政が悪化しているなどの保険者の責めに帰することが困難な理由に基づく繰り出しについては限定的に認め、地方交付税措置を行うことにより、国保財政健全化及び保険税負担平準化を目的に事業が実施されてきたかと思うんですけども、これまで平成5年度においては、決算において 1,111万 2,000円が繰り出されております。また、平成6年度が 500万、そして今回の補正で 500万ということであるわけですけども、この繰入額の算定にかかわる基準として、被保険者応能割保険税負担能力が特に不足していること、2つ目に病院の病床数が特に多いこと、3つ目に被保険者年齢構成が高年齢者に偏していることと、この3点で交付税措置されてくるかと思うんですけども、実際にこれまで見ておりますと、 500万以上の金額が出てくると思うんですけども、今回も 500万、去年もわずか 500万しか出されておりませんけども、なぜこういう形になるのか、また、この資料によりますと、千葉県下の場合、病院の病床数が特に多いことということでは、財政不足金額出てこないように、該当する市町村がないようにも承っておりますけども、1の場合と2の場合で、鴨川市の場合に、この基準で行ったら金額的に幾らになるのか。そして、なぜ、これ以上の、 500万以上になると思いますので、なぜそういう金額が出てくるものが 500万円という形で打ち切っているのか、この点についてお尋ねいたします。             (15番 高梨政道君退場) ○議長川名義夫君) 保険年金課長郡司武康君。 ◎保険年金課長郡司武康君) お答えいたします。ただいま先生おっしゃいますように、安定化支援事業、これは国保の財政対策として平成4年度からこのような事業がありまして、交付税措置されているわけでございます。ただいまお尋ねはそれらの算定の額がどの程度になるかということですが、それにつきましては2つの要件がございまして、1つは私どもの方の関係の応益割負担能力の不足ということでのものと、もう1つは高齢者加入割合が多いということから、試算いたしますと、約 3,900万円の基準算定額になるわけでございます。今回その中の 500万円を補正で繰り出すようなことでお願いしてございますが、この県下の状況を見ましても、ちなみに7年度の状況を見ますと、80市のうち、この繰り入れ対象市が23市ございまして、当初予算ではそのうちの18市が計上されております。  なお、計上されておりませんのが、したがって5市ございました。その後、計上された18市につきましては、基準額を全額計上したのが1市でございます。その他の市につきましては一部計上ということでございます。  なお、この繰出額の良否と申しますか、繰り出すか、繰り出さざるべきか、あるいは額の確定につきましては、市町村の実情に即して、独自に決定をしてもよろしいというような繰り出し留意事項もございます。そんな関係で、当市につきましては約1割、10何%になりますか、 500万の補正をさせていただいたというわけでございます。 ○議長川名義夫君) 川崎利夫君。 ◆11番(川崎利夫君) 今の説明で、全額1市、そして鴨川市の場合が 3,900万円、そして市町村の実情に即して繰り出すんだという説明でございますけども、今回のこの制度事業そのもの国民健康保険税が高過ぎて困るということで、市町村から、今まで一般会計から繰り出してきたわけで、それがだめだということで、しかし、2年度まで数多くの市町村が出さざるを得ないと。こうした全国の実情を踏まえて、この制度が臨時的に2年、3年という形で発足したわけで、今のような説明で、実情に即したんだと、じゃあ1割が、 3,900万のうち 500万がどういう基準なのかという問題も出てくると思うんですけども、保険税を下げなきゃならんということで国が面倒見て、地方交付税で措置されているわけですよね、考え方としては。確かに国保財政対策の概要の説明の中を見ますと、地方財政計画計上額とは、普通地方交付税の算定に用いる基準財政需要額に計上される額という意味であり、この額が全額交付税として上乗せされているという意味ではないと。確かにこういうことも言われていますし、財政課長ともお話ししても、この点が強く言われて、 3,900万がすべて地方交付税としてしてるんじゃないんだよと、こういう説明されるわけですけども、今回の平成5年5月1日の国民健康保険法の改正の中の附則第12項の中で繰り入れることができるということで、制度上の担保を与えたというか、そういう性格のものですよね。そして、この問題、この件では、この附則第12項の規定は各市町村において、それぞれの事情に応じた、円滑かつ適正な繰り入れが行われるよう設けられたものであり、全市町村が必ず繰り入れを行うことを義務づけたものではないんだと。ただし、この制度の趣旨から考えると、基準により算定された額は、原則的には繰り入れを行うべき性格のものであるので、極力繰り入れを行うようお願いしますと、こういう形で県の国民健康保険課の方の指導もまた各市町村に下ろされているというか、房総の国保のああいう書籍の中ではうたっているわけですよね。だから、この交付税措置されているんじゃないんだよと、 3,900万。しかし、こうした制度上、算定された金額は繰り入れるべきだと。そして国民健康保険税の値上げとか、それを抑えるんだと、こういう性格の国民健康保険法の改正だと私は理解するわけで、その点で、何か先ほどの説明ですと、非常に、私には 3,900万計算されるけども 500万でいいんだと、それで値下げしたんだから国保会計は非常に苦しくなるんだという説明は、私は全然筋が通っていないし、理解できないように思えるわけです。ましてや今、市の説明されましたけども、平成7年度で安房郡市の町村においては、一番多いのは鋸南町ですか、計算上、鋸南町ですけど、当初予算に計上した中では、千倉が 2,600万、富山が 1,700万、三芳が 1,200万と、こうした計上しているわけですよね。私は、この考え方そのものが違っているというか、そうじゃないかと思うんですけども、この点、お伺いいたします。 ○議長川名義夫君) 保険年金課長郡司武康君。 ◎保険年金課長郡司武康君) お答えいたします。先ほど申しましたように、財政対策の1つということでございますけども、繰出金の繰り出されたお金の使途と申しますか、これは県の方から、こういうことだということで文書が回ってきておりますけども、基金の積み立てに充てなさいとか、あるいは累積赤字の解消に充てなさい、あるいは保険事業の充実のためにそれを用いなさいというようなことで、税の引き下げに充てるようなことは、この安定化支援事業のものについては考えていないというような表現もしてございます。他市町村によりますと、都市部におきますと、確かに一般会計の方から赤字補てん的な感じの、全く自由なと申しますか、繰り出しもあるように聞き及んでおりますけども、この分につきましてはそういうことがあっては困るということで、新しく4年度からできたわけでございます。申し上げましたように、基礎については基金積み立てとか、あるいは累積赤字の解消、あるいは保険事業の充実と、そういうところのために使ってのこの国保の安定化に資するためにこの事業があるんだというような性格のものでございます。  以上でございます。 ○議長川名義夫君) 川崎利夫君。 ◆11番(川崎利夫君) 国が定めた事業であり、そしてその金額を繰り出さないというのは、私は間違いだと思います。今後、値上げをしなけりゃならないとか、いろいろ問題があったときに、じゃあ、極端な話なんですけども、 4,000万の基準額があって 500万だと、 3,500万あるんだと。じゃあ、これ2年やったから、この次 7,000万、国保会計が苦しくなったから 7,000万一般会計から繰り出すかと。今度そういうときに出せないお金でしょう。こういう問題、国保だけじゃありませんけども、どうも私なんか見ていますと、地方交付税繰り入れてあるものが、そうしたところに充当されてないような、満額充当してないような、そういう財政問題を私は大変問題があるんではないかと思うんですけども、前回も学校図書費の問題で財政課長にお話ししたら、中学校の場合にはあの金額だよと。しかし、小学校の場合には、ちょっと鴨川市内の小学校が違うのか、1人当たりの生徒数掛ける金額には、交付税措置されてないんだという説明があるわけですけど、1つの制度としておくれている、学校図書なんかも、学校図書費がおくれているよと、この5年間で学校図書を 1.5倍化するために地方交付税措置するんですよという1つの事業ですよね。今回、この場合だって、国保税が上がって困るという全国の願いの中で、こういう事業を臨時的に行っているわけで、こうした国が行った事業そのものはやはり、その会計そのものに充当すべきだと思うんですけども、この点、質問いたします。 ○議長川名義夫君) 財政課長高橋行雄君。 ◎財政課長高橋行雄君) 川崎議員のおっしゃることは、国がそういう制度のもとにそういう、県を含めて行政指導をいただいているところでございまして、全く正論だと思います。しかし、一方では、それぞれの市町村財政事情に一部ゆだねているところもあるわけでございますので、その辺はご理解いただきたいと思います。  繰出金の関係につきましては、この財政支援化の対策の関係と、通常の繰出金としては、これは精いっぱいだと思いますが、平成6年度では国保会計へ 5,773万 6,000円ほど、平成7年度では当初予算で 5,426万 9,000円ですか、一般会計から国保会計繰り出しをさせていただいておりますので、財政事情が許せば、この規定どおりにさせていただきたいなとは思っておりますけれども、現状でこういう状況ですので、ご理解をいただきたいなというふうに思っております。 ○議長川名義夫君) ほかに質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) なければ質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第6号は文教厚生常任委員会に付託をいたします。  ──────────────── 〇 ─────────────── ○議長川名義夫君) 日程第7、議案第7号 平成7年度鴨川水道事業会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」「ありません」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) なければ質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第7号は建設常任委員会に付託をいたします。  ──────────────── 〇 ─────────────── ○議長川名義夫君) 日程第8、議案第8号 平成6年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認定についての質疑に入ります。  議案第8号、阿部満君から質疑の通告がありますので、発言を許します。阿部満君。 ◆9番(阿部満君) まず、33ページの分担金及び負担金、それと39ページの国庫負担金、歳入はこの2点。それと、あと、歳出も一緒にやります。歳出は 169ページの委託料、この件についてお尋ねいたします。  まず、33ページの分担金及び負担金の件でございますけど、この中で、社会福祉費負担金、それと3節になりますか、老人福祉施設費負担金、これは老人ホーム、または障害者等の各施設へ対する各市町村からの負担金等であろうと思います。まず、この1節の方の社会福祉費負担金の 3,426万 3,757円、この金額は、それともう1つの3節の老人福祉施設措置費負担金 6,637万 5,971円、これはどういうふうな形で各市町村へと請求されているのか。それと、あと、国庫の方の件は、これは全額老人ホーム、緑風荘関係に、県の 2,178万 5,581円、これは緑風荘の老人ホームの方の国の補助負担金だろうと思うんですけど、これはその計算方法はどのような形でこの 2,100万というのは出てきておるのか。まず、その3点だけ最初にお聞きしておきます。それと、歳出の方ですね、この内訳はどのような内訳になってますか。1億 9,500万ですか、その内訳はどのような配分になっておるのか。まず最初にそれだけお尋ねいたします。 ○議長川名義夫君) 健康管理課長、大和田由一郎君。 ◎健康管理課長(大和田由一郎君) お答えいたします。33ページの老人施設措置費負担金でございますけども、 3,723万 6,757円、これにつきましては、個人の、あるいは扶養義務者からの負担金になっております。この計算につきましては、特別養護老人ホーム、それから館山の養護老人ホーム、あるいは鴨川市の養護老人ホームの緑風荘、この3点を合計した金額でございます。  また、一番下にあります老人福祉施設措置費負担金でございますけども、これにつきましては、養護老人ホーム緑風荘の方の予算になっております。  また、補助金 2,178万 5,581円の計算方法でございますけども、これにつきましては、養護老人ホーム緑風荘の措置費、先ほど申し上げました 5,371万 4,789円から負担金を差し引いた2分の1が国の補助となっておりますので、その計算の方法は国の補助金ということになります。  それから、4点目の1億 9,227万 1,097円、この措置費の内訳でございますけども、これにつきましては、特別養護老人ホーム10施設、そして62名の方々の措置費、これが1億 9,177万 8,574円と、館山の養護老人ホーム措置費49万 2,523円の合計したものでございます。  以上です。 ○議長川名義夫君) 阿部満君。 ◆9番(阿部満君) そうしますとですね、例えば今、国庫負担金、最初の方はよくわかりました。国庫負担金の方の件なんですけど、これ、そのうちの負担金を引いた2分の1となると、 2,300万ちょっとになるんじゃないかなと思うんですよね。今回 2,100万しか入ってませんけど、その差額は 160〜 170万ぐらいになりますか。その差額はどのような形でなってるんですか。  それと、あと、各市町村からいただく分担金と国庫からいただきます負担金と、この名目というんですかね、備考のところに書いてございますね。国は老人保護措置費負担金なんです。ところが、分担金及び、そういう形を見ますとですね、老人施設措置負担金と老人福祉施設費負担金と老人福祉施設措置費負担金、これ、みんな名目違うんですけど、どれが正しいんですか。 ○議長川名義夫君) 参事、佐藤義雄君。 ◎参事(佐藤義雄君) まず第1点の老人保護措置費負担金の緑風荘の分の 2,178万 5,581円、この関係でございますけれども、先ほど健康管理課長がお話し申し上げましたとおり、本来からいきますと、この措置費の年額が 5,371万 4,789円でございます。これから当然本人、あるいは扶養義務者からの負担金を差し引きますと、その負担金が、個人徴収の費用分が 678万 8,800円。これを引きますと 4,692万 5,989円。本来はこの2分の1が国庫負担金だということが、これはもう老人福祉法でもって決まっておるわけでございます。その2分の1を割りますと 2,346万 2,994円になります。ところが、この平成6年度については、国が2分の1と定められておりますけれども、実際にこの負担金でもってまいりましたのが 92.85%しかまいりません。この額が、この差額が 167万 7,413円。これは平成7年度に交付となるわけでございます。先生おっしゃるように、この差額分については平成7年度で交付をされるということでございます。  次に、33ページの関係の老人施設措置費負担金、この関係について、説明欄の中ではこう書いてあるという関係でございますけれども、この分については当然、養護老人ホーム、あるいは特別養護老人ホームに入所をしている方の本人、あるいは扶養義務者の応分の負担をいただいている額でございまして、その積み重ねの備考欄に今話されました老人施設措置費負担金というよりも、老人保護措置費費用負担金という方が説明欄では見いいんじゃないかというご指摘もあったわけでございます。これ、まあ備考欄ですから、数字はこうしてどこでも書いておりますけれども、ご指摘の分については考えたいというように考えております。  あとの老人福祉施設費負担金の関係の老人福祉施設措置負担金の一番下の 6,637万 5,971円という関係でございますが、これについては先ほどご説明申し上げましたとおり、養護老人ホームに入所しておる者以外、市外から入っておる37名分の措置費であるわけでございます。今、大体措置費が1人当たり月に約14万 3,050円かかっておりますけれども、その市外分等々の関係でございます。これは通常、老人福祉施設に入っておりますから、その施設の措置費負担金というのが大体多い、千葉県内、市営の関係をちょっと見てみますと、こういう文言を使ってございますので、この文言を使わせていただいたという経緯でございます。あと、説明欄等については、これは説明ですから、また後刻、次年度については考慮してもいいというふうな弾力的ものはあるわけでございます。  以上でございます。 ○議長川名義夫君) 阿部満君。 ◆9番(阿部満君) 別にこの説明欄は何でもいいんですけどね、国と各市、うちの市との説明のあれが違うと、何か、じゃあ、みんなこんがらがるようなこともあり得るんじゃないかと思うわけですよね。一応国は保護措置費、当然これには施設関係の費用も入っているわけでしょう。と私は思います。そういうわけで、ですから、じゃあ、これ、国に右ならえという形でいかないのかなと、そのように思ったものですから、ひとつ検討していただきたいなと思います。  それと、あと、国からいただきます2分の1の 2,100万、当然これは市としても、この同金額を負担していかなければならないんじゃないかなと私は思うんですけど、それはほかの形で出ているようでございます。あそこにいる職員は一般管理費等で賄う、そのほかの方の方は、やはりこういう形で国からいただいている 2,100万の応分の負担を老人ホーム等へと負担していくべきじゃないかなと、このように考えるんですけど、ここ見ますとそういう形のものが見えませんけど、その点はどのようになっているのか。それをお聞きいたします。 ○議長川名義夫君) 参事、佐藤義雄君。 ◎参事(佐藤義雄君) 今、先生ご指摘のように、当然、老人を施設に入れますと、国が2分の1、市町村が2分の1、そして本人もしくは扶養義務者が応分の負担をしてもらうということで、国が2分の1であるとするならば、市町村も2分の1を出してやったらどうかというふうな関係でございますけれども、これが例えば、特別会計だとかですね、あるいは市がこれを委託をしているという関係になりますと、一般会計の方から充当するという関係も出てくるかと思いますけれども、ここの一般会計の中で両方とも賄っておるところでございますから、一般会計から一般会計の中にという関係については、この分も含んでいるというふうなことでご理解をちょうだいしたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長川名義夫君) 15分間休憩いたします。              午後2時16分 休憩  ──────────────── 〇 ───────────────              午後2時32分 開議 ○議長川名義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第8号の質疑を続けます。川崎利夫君から質疑の通告がありますので、発言を許します。川崎利夫君。 ◆11番(川崎利夫君) 市税の中の固定資産税と特別土地保有税、25ページ、26ページについてお尋ねいたします。固定資産税についてなんですけども、所有権が移転されていなかったりとか、また気がつかずに他人の税を納めていたとかということもたまに聞くわけでございますけども、こうした問題を解決するということで、固定資産税の課税納付書に対して明細書を記入添付するよう指導されていると思うんですけども、県下の状況で、まだ課税明細書の実施状況はわずかでございますけども、この次の固定資産税評価替えまでにはさらに70%近い市町村が予定しているというように報道されておりますけども、これらの状況についてお伺いいたします。  それと、特別土地保有税でございますけども、この収入未済額が平成5年度から急にふえて 1,000万、6年度は 939万 5,440円ですか、急増しておりますが、その原因と滞納処分について、どのように取り扱っておられるのか、お伺いいたします。 ○議長川名義夫君) 税務課長、高橋利夫君。 ◎税務課長(高橋利夫君) お答えいたします。最初に、課税明細書でございますが、確かに自治省の指導によりまして課税明細書、内訳書と申しますが、これを添付するような指導がなされておるところでございます。既に県下15市町では、早いものは平成5年から添付しているところもございます。本市は、現在、固定資産の基礎資料の作成を評価替えとともに進めておりますけれども、平成9年度には添付をしたいというふうに考えております。  それから、保有税の滞納でございますが、ご承知のように、平成三、四年ごろから景気の低迷が続いているわけでございまして、そのころからやはり未納額がふえてきたというふうに思っております。個々の原因はわかりませんけれども、土地の取引も減少しておりますし、さらに開発についても、なかなか開発できないというような状況にあって、納付できないということではないかと推察をいたしておるところでございます。これらの滞納の解消につきましては、課内の徴収、さらに全庁挙げての徴収をお願いし、また、さらに安房支庁とも共同の催告書を納税者に出したりして催促をしてまいりました。さらに平成6年度はこれらのもののうちに、古い税、あるいは納付の意思が見られないもの、それらのものについて協議をいたしまして、差し押さえを実は行っております。差し押さえの状況でございますが、平成7年の6月1日現在では22件ございます。現在では34件まで伸ばしてございます。そのうちに6月1日現在では保有税の差し押さえは5件ということで 262万円の滞納差し押さえをして納入の協議を行っているということでございます。
     以上でございます。 ○議長川名義夫君) 川崎利夫君。 ◆11番(川崎利夫君) 固定資産税の明細書なんですけど、前に私もちょっと中身をほかの件で調べようとしたんですけども、固定資産税、親父の名前だから、金を払うのが私でも中身を見ることはできないということで見させていただけなかったんですけども、そういう、3月1カ月ですか、閲覧期間があるわけですけど、その間に見なければ、私が1軒の家で払っていても、ほかの名義の者は一切見れないんだという今の制度上の問題があろうかと思うんですけども、その際に聞いたら、いや、兄弟でも相続の問題のことが出てくるんで、そう簡単に見せられないんだよということを言われて、ちょっと私もそれなりに納得したんですけども、今の状況を聞きますと、何か平成9年度という、非常にまだ、そんなに手続整備上かかるのか。先日も市の市有地の中にある個人の方の土地があり、もう20数年そのまま放置されて、本人は黙って固定資産税を払ってたんだと。たまたま何かの機会に、その方、親父さんが亡くなって相続して調べていったら、何だ、この筆はということで見たら、市有地の中に、市の公共用地の中に、たまたま飛び地として入っていたと。そういう状況等もあり、筆、筆ごとがないと、なかなかその辺が、払っている本人も、こういうことを言っちゃあれなんですが、払っている本人もなかなか気がつかないという問題もあろうかと思いますので、この点は早急、きょう、あしたということじゃありませんけども、一日も早い形でできるように要望するものです。  それと、土地保有税なんですけども、そうしますと、今の説明ですと、地方税法の第613条ですか、これに基づいて行えたのが、平成6年から行っているということですけども、最初の説明だと、バブルがはじけた、開発がなかなかできないんじゃないのかなというような形の説明で、何かちょっと原因がはっきりされなかったようなんですけども、その点、もう少し細かく、承知しているとすれば、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長川名義夫君) 税務課長、高橋利夫君。 ◎税務課長(高橋利夫君) お答えいたします。最初に、課税明細書、課税内訳書の件でございますが、平成9年度に仮に添付をいたしますが、その前段として、やはり正確な課税を、より正確な課税を行わなければならないと。そのために現在、基礎資料の整備を進めているわけでございまして、平成6年度に一斉に課税明細書というものを出した場合の誤謬と申しますか、そこらはできるだけ少なくしたいというような考えを持っております。したがいまして、航空写真による家屋の現況図等に合わせて、宅地並み課税、あるいは家屋の未調査、滅失等をできるだけ把握をして、明細書の添付の時期までに努めたいというふうに考えておりますので、どうしてもそのころになろうかなというふうに思っております。課といたしましても、課税の誤謬はできるだけ少なくしたい、これが一つとして納付につながっていくものだというふうに考えておりますので、今後ともそういうふうにして公正さをより高くして明細書を添付したいというふうに考えております。  それから、滞納の原因でございますが、滞納者がなかなか、こういうわけだから支払えないよということはなかなか申さないわけでございますが、中には土地を売りたいというような業者もおりましょうし、それが現在なかなか売買の成立をしないという状況でございますので、やはり法人としても運営が厳しいということもございましょうし、誠に申しわけございませんが、個々の例はつかんでおりませんので、明確な回答できませんことをおわび申し上げます。  以上でございます。 ○議長川名義夫君) 川崎利夫君。 ◆11番(川崎利夫君) 今まで固定資産税の課税間違いはないという前の課長のこの席の答弁なんですけど、今の、より正確という意味はちょっと違うと思うんですけども、建物とか、その辺の現況をはっきりして正確なという意味かと思うんですけども、ちょっと聞きようによっては、より正確な状況で間違いを少なくしたいという、税でそういう表現というのは非常に私は問題があるんではないかなと。こういう表現使うとなると、5年の時効の問題をどう出てくるかということも、私は前も、去年でしたか、うちの方で1件、ちょっと間違いがあったということでお聞きして、その際にも5年の時効の話が出てきてたかと思うんです。また市有地の中にあったものも、またその辺は誠意を見せるということで解決したかと思うんですけども、ちょっとその辺は間違いあってはならない、税金の問題であり、あってはならないわけで、その辺は正確な形で課税していただきたいと思います。  以上で終わります。 ○議長川名義夫君) 次に、高梨豊君から質疑の通告がありますので、発言を許します。高梨豊君。 ◆16番(高梨豊君) 94ページ、人事管理費のうちの、資料として資料2の11ページから12ページにかけて人事管理費、職員研修等のっていますので、これについて質問させていただきます。私は議員になりまして、人事管理に関する質問が大変多うございます。なぜこの質問をしてきたのかといいますと、人は城なりと。企業、あるいは組織の発展というのは、知にかかって人材の育成にある。鴨川市を発展させるためには、職員の資質の向上、これが一番大事であるというようなわけで、今日まで人事について何度も質問してきたわけでございます。去年の9月の議会におきまして、やはり人事に関し、職員の資質の向上、そしてそのためには市役所1階のロビーにブックセンターにあるような最新の職員の読むような本をそろえたらどうかということを提案してまいりましたが、この資料を見ますと、それらしいものはのってませんのでお伺いしますが、職員のための専門書、あるいは教養書の類の購入の状況はどうなっていますか、お伺いいたします。 ○議長川名義夫君) 総務課長、西宮秀夫君。 ◎総務課長(西宮秀夫君) 職員研修にかかわる図書費ということで、年額どのくらい充てているかというご質問かと思いますが、確かに人事管理の方で主要施策の概要の中でご説明いたしておりませんが、人事管理の予算では、平成6年度10万 1,000円ほど使用をさせていただいております。図書費につきましては、昨年の9月の先生ご質疑の中でご説明させていただきましたが、各所属予算に割り当てて予算計上をさせていただいております。平成6年度分で一般会計分をトータルいたしてみますと、およそ 280万ほど各セクションで合わせたものを使わせていただいているということでございます。例えば建設課等々では積算の基礎資料、また技術的なものを学ぶというようなことで計上させていただいておりますし、生活保護関係でも計上させていただいております。広範にわたって、それぞれ図書費ということでのせてありますが、トータルは 280万ほどでございます。 ○議長川名義夫君) 高梨豊君。 ◆16番(高梨豊君) 本は予想外にお買いになっていらっしゃって、驚いた次第でございますが、先日、議会の初日に、私が議員控室におりましたら、議長がやってまいりまして、「高梨さん、元気がないね」、こう言いますので、「議長、山を動かすのは容易じゃないんですよ」「どういう意味」と、こう言いますので、「私はね、この議会議員になりまして、例えば新町通りの町並み整備予算 5,000万、あれが議案として上がってきたときに、今はあんなところに 5,000万投入する時代じゃないと。各種補助金を合わせて市街地のいいところ立地しなくちゃ、これからやっていけないんだと、そういうことを言ったんだけど、それは意見にすぎなかった。あるいは資料館ができるときに、ああいうようなところに資料館建てるよりは、一戦場に、城跡の資料館を建てる。そうすれば、鴨川に城ができたと。行ってみたら資料館だから、そこでお金を払って見てくれる。そういうのを提案してきたんだけど、みんな流れてしまった。だから私はむなしさを感じるんです」と、こういうぐあいに話したら、戦意喪失で敵前逃亡だ、やる気を起こせというわけで、本日また議員席に立ったわけでございます。それで、各議員さんの議場における質問を見てみますと、何か2極に分かれている方向があるような気がします。1つの方向は、市の職員たじたじの専門的な質問をする議員がおります。もう1つは、私のように、アバウトに天下国家を論ずるような、大変質問がしやすいようなご答弁をいただくような、そういうタイプの議員もございます。で、司馬遙太郎が西郷隆盛と西南戦争の話で『翔ぶが如く』という本を書いております。その中に、こういうことが書いてありました。「能吏に政治家なし」ということは、市の職員でできる人は政治家の資格はないんだと。あんまり細々したことばかりやっているから大局的な判断ができない。天下国家を論ずるような、そういうような職員に政治家たる資格はない。私はなるほどと思いまして、私の今までの過去を振り返ってみますと、大体において地域発展とか、鴨川市の未来だとか、市長と同じようなことばかりやってきているわけですね。ここで私が提案したいことは、この議会でもって、私がここでもって提言なり提案いたします。それを受けて執行部が、ああ、あれは議会のセレモニーとして一応承っておこう。それを実現する、しないはとにかく、確かにお聞きいたしました、前向きに検討いたしますと、そういう答弁でもって軽く済ませちゃうのか、それとも、これはいい提案だと、予算を組み替えてでも、あの議員の言うことを次の議会に、あるいは今議会でひとつ実現させてやろう、そういうようなことを決意があるのかどうか、執行部、市長、お聞きいたします。 ○議長川名義夫君) これは一般質問のあれに入りますけども、市長は挙手しましたので、市長、本多利夫君。 ◎市長(本多利夫君) 議員の皆様方のご意見、ご提言については最大限に尊重させていただきながら市政執行をしておるつもりでございます。先般も先生からもいろいろまた職員研修についてのお話もございまして、それも即座に受けさせていただきまして、実行させていただいた経緯もあるわけであります。  以上でございます。 ○議長川名義夫君) 山は動いてます。大丈夫ですよ。             (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) 高梨豊君。 ◆16番(高梨豊君) 議長から一般質問のような質問だと言われましたけれども、議場が暗くなりますといけませんもので、私は少しでも皆さんに、議会に明るさを与えてやろうと思って、あえてやっているわけでございます。  そこで、いよいよ本論に入りますが、今、仮に本が1冊、専門書が 2,000円とします。そうすると10冊で2万円、 100冊で20万円ですね。今、総務課長のお答えは、専門書を 180万配っていると。専門書、確かにそれは結構です。しかし、専門バカになりまして、専門書ばかり読んでいる人には、大きな、アバウトな、そういう大局的な判断がともすれば薄れがちであると。私は1階の「かもめ」のあそこの一角に、そういう視野を広げるような、時の流行の本とか、意識改革、カルチャーショックを与えるというんですか、とにかく、ああ、この本読んで、すばらしく考えが発展したとかという専門書以外のそういう書を、あの「かもめ」の一角に並べていただきまして、それで「かもめ」のあの方たちに扱わせて、あの人たちの収入にしていただけないだろうか。1冊、高い本で 2,000円です。 100冊で20万円。 100冊の本といったら、かなりの量、 200冊といったら、本当に、かなりの豊富な量になります。それがあそこに配られれば、恐らく市の職員の方は昼休みでも、この前も同じことを言いましたけど、昼休み、どんな本があるのかな、そして見て、この本を買っていく、それが鴨川市の人材の育成につながっていくのではないか。ぜひ、そういうことを、いつもあそこでお食事をしてらっしゃいます市長に、より売り上げを上げるために、どうか、ということを、総務課長にも、やはり違った本を読ませるということが大事なので、そういうようなことができるかどうか、今、市長代表してご答弁いただきたいと思います。 ○議長川名義夫君) 市長、本多利夫君。 ◎市長(本多利夫君) お答えをさせていただきます。職員の皆さんも、私もいろいろと職員から提出文書を求めますけれども、かなり本もお読みになっておられるようでございまして、本をそろえたからといって、本を読まなけりゃ何もならないわけでございまして、そろえてあれば皆さんもお読みになるだろうというふうにも思います。そういうこともございますので、できるだけ議員さんのご要望に沿うような形でしてみたいというふうに思っております。 ○議長川名義夫君) 次に、川井健司君から質疑の通告がありますので、発言を許します。川井健司君。 ◆8番(川井健司君) 75ページの歳入の、これは雑入でございます。右側の下から7つか8つ目に電算機の使用料 280万円というのがございます。電算機を使っているから使用料を払うのはわかるんですけれども、この入金をしているというのがちょっと解せなかったものですから、お尋ねをするわけです。実は、2つ目の質問までちょっと言っちゃいます。  このことについては、また、担当課長からご説明いただきますが、2つ目の質問は、これを言いますと、公営企業法だとか地方自治法の壁に多分ぶつかっちゃうというような気がしてしようがないんですね。一々そして分離しなくて、こっちで、親分の方で持っちゃえばいいんじゃないかというような気がしてるんですけれども、その辺、そういうとお答えになるような気がしてしようがないんですけれども、2番目というのはそういう質問になりますから、ひとつよろしくお願いします。 ○議長川名義夫君) 総務課長、西宮秀夫君。 ◎総務課長(西宮秀夫君)  280万の電算使用料ということでございますが、これは国民健康保険会計から 100万円、水道事業会計から 180万円をいただいているということでございまして、これはそれぞれの、水道局、さらには国民健康保険の担当デスクに端末機を配置してございますので、この使用料と保守料ということでちょうだいをしているわけでございます。ご参考までに、水道局の方では今およそ 4,000メガバイトのうち 244メガバイト、国民健康保険の方では 154メガバイトの使用料があるということで、私どものホストコンピューターを使っておりますので、これに対しての応分のご負担をいただいているということでございます。 ○議長川名義夫君) 川井健司君。 ◆8番(川井健司君) しようがないですから、また2回目の質問をもう一度いたしますが、こうしてやっぱり分けないといけないんですか。本体の一般会計の中で 280万を別に向こうに計上しないで、お金のやりとりはないと思いますけども、伝票操作で入金した形で収入計上してるんじゃないかと思うんです。実際に水道企業からお金を 180万もらって入金しているんですか。国保の会計からもしているわけなんですか。そういうのはホストの中で全部面倒見ちゃうというわけにはいかないんですか。同じ企業の中というか、役所の中でやっていることですから、そういうわけにはいかないものなんですか。先ほどの2番目の質問でお答えというのは、地方自治法とか公営企業法できっちり会計を分けろということの根拠でできないということじゃないかと思うんですが、申し上げたいのは、そういうことから行政改革できないだろうかということなんですけれども、飛躍し過ぎますでしょうか。 ○議長川名義夫君) 総務課長、西宮秀夫君。 ◎総務課長(西宮秀夫君) お答え申し上げます。水道事業会計からいただくことについてでございますが、今、私どもの方で、ホストコンピューターを含めた端末等々、コンピューター関係の使用料を印刷関係の機械と合わせまして 1,980万ほど払っております。これに対します保守料が 660万というようなことでお払いをしております。加えて、このほかにリース料というようなことで 669万お支払いを、それぞれの会社にしているわけですけれども、これにかかわるもので水道局から応分のものをもらっているということで、企業会計でございますので、採算を、収支を出すという原則論から言えば、使用料をちょうだいすることが正しいというふうに判断をいたしております。 ○議長川名義夫君) 川井健司君。 ◆8番(川井健司君) この際ですから、1つだけ申し上げて、これはお答えを求めないつもりですが、長くなると思いますので、2つだけお願いしておきますが、阪神大震災がございましたときの、インプットされているデータが壊れないことはもちろんですけれども、多分バックアップの体制もとられていると私は思いますが、さらにはハッカーの防止や何かについても、ちょっと専門的なことを申し上げて申しわけございません。電話の回線でコンピューターに忍び込んできてデータを取っていくという事件があるわけです。これは犯罪でございますけれども、鴨川あたりまでそういう手を伸ばしてくるということはないと思いますけども、鴨川の中じゃなくて、外国からも取れるわけです。そういうような事故がないような、防止装置というものが多分つけられているとは思います。今回のこの質疑とはちょっと違うんですけども、そういったことを万全な形で、コンピューターについては保護体制、個人情報の漏出のないようにということをお願いして質問を終わります。 ○議長川名義夫君) 総務課長、西宮秀夫君。 ◎総務課長(西宮秀夫君) コンピューター関係業務の機密の漏洩、さらには災害時へのバックアップ体制をどういうふうに考えているかというご質問かと思いますけれども、1点目の情報のリーク防止ということにつきましては、私ども、担当に常々留意しているところでございまして、取り扱いについても、先般、定めを、新たに手を加えさせていただきまして、各所属に徹底をしたところでございます。ご指摘の電話回線を使ってのそういうトラブルにつきましては、私ども、現在のところは、福祉センター、さらには水道局等につきましても専用回線で対応しておりますので、今のところ、その憂いはないのかなというふうに思っております。また、プログラム管理につきましても、現在使っているものと同じものがコピーで保管をしてございます。万が一、今のプログラムがトラブルに巻き込まれても、即座にコピーで対応できるというような体制をとっております。 ○議長川名義夫君) よろしゅうございますか。はい。ほかに質疑ございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第8号は各所管の常任委員会へ分割付託いたします。  ──────────────── 〇 ─────────────── △動議  (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) 曽我辺良次君。 ◆14番(曽我辺良次君) この際、動議を提出いたします。ただいま議事進行中ではございますが、本日の会議はこの辺で延会したいと思いますが、お諮り願います。             (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) ただいま曽我辺良次君から、本日の会議は延会されたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。よって、本動議を直ちに採決いたします。  ──────────────── 〇 ─────────────── △延会の件 ○議長川名義夫君) お諮りいたします。本動議のとおり決することにご異議ございませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。  ──────────────── 〇 ─────────────── △議事日程の変更について ○議長川名義夫君) お諮りいたします。この際、議事の都合により、日程第16、休会の件を日程第9に変更いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) ご異議なしと認めます。よって、この際、日程第16、休会の件を日程第9に変更することに決しました。  ──────────────── 〇 ─────────────── △休会の件 ○議長川名義夫君) これより日程第9、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。9月9日は土曜日、10日は日曜日のため休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長川名義夫君) ご異議なしと認め、9月9日、9月10日の2日間は休会することに決しました。  なお、次の本会議は9月11日午前10時から開きます。  ──────────────── 〇 ─────────────── △延会 ○議長川名義夫君) 本日はこれをもって延会をいたします。どうもご苦労さまでした。              午後3時03分 延会  ──────────────── 〇 ───────────────              本日の会議に付した事件 1.開  議 1.議事日程 1.議案に対する質疑委員会付託議案第1号〜議案第8号) 1.動  議 1.延会の件 1.議事日程の変更について 1.休会の件 1.延  会...